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喰いタン見たさに

この前、らん展日本大賞の券をガルマルさんからもらったんですよ。ガルマルさんてのは、私たちの長屋の大家さんなんですがね。これから、お礼に行こうと思うんですよ。

おっと、八が来ましたよ。なんでしょうね。あれ、娘さんまで連れてるよ。

八「おっ、隠居いるかい」

隠「いますよ。どうしました。娘さんまで連れて」

八「いや、娘が、学校で人気のテレビドラマをみたいっていうもんだから、隠居の家のテレビ見せてもらえないかなと思ってさ。学校てのはさ、みんなと同じドラマを見ないと、仲間はずれになるんだよ。かといって、家にテレビないしさ。そんで、隠居の家にこうしてお願いに来たわけだ」

隠「何言ってんだい、うちにテレビがないのは知ってるだろう」

八「(娘に向かって)なっ、隠居ってのは、けちだから、俺たちにはテレビを見せてくれないだろう」

隠「何言ってんですか、失礼な、けちとは何ですか、けちとは。わかりました、これから、大家のガルマルさんのとこに行きますから、そこで見せてもらいましょう」

八「ああ、ガルマルさんか、ガルマルさんの家にはテレビがあるんだね。(娘に向かって)隠居はけちだけど、ガルマルさんはいい人だからきっと、見せてくれるよ」

隠「ところで、何という番組を見るんですか」

八の娘「喰いタンです」

隠「くいたん?」

八「食いしんぼの探偵だから、喰いタンて言うんだよ」

隠「なるほど、おもしろそうですね」

神「あたしも見に行くよ。あれに出てくる喰いタンてのはイケメンだからね。イケメンバスターズのあたしとしてはみておかねば」

隠「あっ、おまえ、いつも変なときに出てくるね。本当にイケメンには目がないね」

神「そうだよ。悪いかい」

隠「悪るかあないですよ。おまえのイケメン好きが高じて、あたしと結婚したんだから」

神「あんたのどこが、イケメンだって?」

隠「顔に決まってるでしょ」

八「(しらけて)隠居がイケメンかどうかなんてどうでもいいからさ、早く行こうよ。番組が終わっちゃうよ」

というわけで、八と娘とあたしと神さんはガルマルさんちにらん展のお礼がてら行って、テレビを見せてもらったのであります。
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by garumaru | 2006-03-05 21:36 | 人口問題
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隠居の研究所
by garumaru
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登場人物
隠居

八五郎=隠居の隣人、植木職人

熊吉=隣人、大工

電気ポット=主人公
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