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今日は喰いタンがあるぞ

エー、そういうわけでね、乱暴者のご主人様の家から追い出された電気ポットと冷蔵庫があたしの家に来たわけです。このところ、いろんな電化製品がうちに来るもんですから、近所の人が珍しがって、あたしの家に来るんですよ。いまも、八が冷蔵庫相手になんか言ってますな。

八「おい、冷蔵庫。お手」

冷「お手、ですか?」

八「そう、お手、えっ、できないの。不器用な冷蔵庫だね。じゃあ、電気ポット、お手できるかい」

電「私はできません」

八「そんなことだから、元のご主人様に追い出されたんだよ。二人とも」

神「八、そんなに、二人をいじめるもんじゃないよ。お手をする電気ポットとか、冷蔵庫とかって聞いたことないよ」

八「なんか、芸をしこんどけば、使い回しがきくかなと思ってね」

神「それにしても、この冷蔵庫冷えないね。故障してるんじゃないの。ちょっと、八、直してよ」

八「おいらは植木屋だよ。電気屋じゃないんだからさ、直せるわけないよ」

八は、ぶつぶつ言いながら、冷蔵庫の周りを調べます。

八「あっ、わかった、ここだよ。コンセントが入ってないよ」

神「ああ、そうかい、八は天才だね。植木職人にしておくのがもったいないよ」

八は、冷蔵庫のコンセントをプラグにつなぎます。

その途端のことです。

隠「おいおい、どうしたんだ。なんだか、バチッという音がしたよ」

八「おっ、停電だ(といって、外に出ます)おっ、外も暗いぞ。ほかの家も電気が消えている。ここら一体が停電だ」

というわけで、冷蔵庫の使う電気が多すぎたので、長屋中の電気が消えたのです。慌てて、電気を作ってる会社の人に聞いたら、容量オーバーだそうで、大目玉を食らいました。
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by garumaru | 2006-03-11 19:14 | エコロジー
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隠居の研究所
by garumaru
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登場人物
隠居

八五郎=隠居の隣人、植木職人

熊吉=隣人、大工

電気ポット=主人公
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