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春の洗濯物

エー、四月になりますと、春ですなあ。

春になれば すがこもとけて
どじょっこだの ふなっこだの
夜が明けたと思うべな

ってなもんですな。すがっていいますのは、氷のことで、冬に氷がとけて家の中がびしょぬれになることをすがもりといいますな。

まあ、そんなわけで、春になると、暖かい。暖かいと洗濯物も乾きやすくて、喜ぶんじゃないかと、お思いでしょうが、ところがどっこい、春はけっこう、雨が多いのでございます。

てなわけでね、春の天気は変わりやすいので、出かけるときに洗濯物を外に出しておくか悩むもんであります。

洗濯物A「ああ、この家の旦那、洗濯物を外に出して畑仕事にいったよ。雨が降ってきたらどうするんだろうね。俺たち、ぬれちゃうよ」
洗濯物B「そうだね、嫌だね、こんな雨の降りそうな曇り空でさ、外に干されるのは」
洗濯物A「まったく」

なんてね、天気の判断を間違って、雨が降るめいって外に干したまま出かけて、昼から雨が降った日にはこんな風に洗濯物にまで馬鹿にされてしまうわけであります。
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by garumaru | 2006-04-08 22:06
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隠居の研究所
by garumaru
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登場人物
隠居

八五郎=隠居の隣人、植木職人

熊吉=隣人、大工

電気ポット=主人公
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