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エアーバンド練習のための新製品

エー、そういうわけでございまして、今日から新製品を売り出しますからね、玄関の隠居研究所の看板の下に宣伝ポスターを貼っとかないとね。

八「おうっ、隠居が玄関でなんかしてるよ。なんだか張り紙を貼ってるな」

隠「さあ、宣伝ポスターも貼ったし、後は、お客を待つばかりだね。おっ、早速、八が買いに来ましたよ」

八「何が、早速だ。おいらは隠居が何を売っているのか見に来ただけだよ」

隠「なんだ、冷やかしですか」

八「当たり前だよ。おいらには、買う金はないんだ。ところで、おもての宣伝ポスターとやらには、画期的な新商品と書いてあるけど、何を売り出すんだい?」

隠「アップル社のiPodに対抗してね、鼻歌Podというのを作ったんですよ」

八「鼻歌Podってのは、どんな商品なんだい。まさか、隠居の鼻歌を聴かされるんじゃないだろうな」

隠「(ぎくっ)どうしてわかったんですか、情報がどこからか漏れているな。産業スパイがいるかもしれない」

八「あのね、誰でも簡単に推理できるよ。そのくらいは」

隠「そうですかね、エアーバンドの練習用に、いいんじゃないかって思うんですよ。ほら、エアーバンドってさ、演奏するふりだけでしょ。だから、音がないと全然、冴えないのね。それで、自分の鼻歌を聴きながらエアーバンドすればいいかなって思うんですよ」

八「自分で鼻歌歌って、自分で演奏するふりをするの? 馬鹿みたいじゃない」

隠「それが、鼻歌Podのいいとこなんですよ」

といって、二人で、鼻歌を歌いながら、エアーバンドをしてしまいました。おかげで、鼻歌Podは一台も売れなかったのであります。
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by garumaru | 2006-04-12 21:05
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隠居の研究所
by garumaru
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登場人物
隠居

八五郎=隠居の隣人、植木職人

熊吉=隣人、大工

電気ポット=主人公
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