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保釈金てのは大変だ

まぁ、そんなわけで、逮捕された人もいれば保釈金を払って出る人もいるわけで。

八「おい、隠居、世の中ってのは金次第だな」

隠「どうしたんだい、金のない八のセリフとは思えないけど」

八「いや、だってさ、金さえ払えば逮捕された人でも牢屋から娑婆に出れるんだよ」

隠「そんなこといったってさ、簡単には出れないよ。保釈金てのはすごいお金なんだよ。聞いてびっくりすんなよ。三億円ですよ」

八「そらあ、三億円てのはすごい金だよ。一万円札にしたら何枚だろうな」

隠「そら、たくさんですよ。数えるだけで大変ですよ。人に盗まれないように家の中に隠しておくのだって一苦労ってなもんです」

八「まぁ、そうだな、隠居には三億円がどのくらいかなんて想像できないだろうな。一体全体、三億円って、日本のお金でいくらなんだ」

隠「そらあ、三億円くらいじゃないですかね」

八「そうか、そんなにするのか、とてもじゃないけど、おいらには出せないな。隠居、悪いことして、捕まったときは保釈金を積んで娑婆に出ようなんて思わないでくれよ。おいらには三億円を用意できない」

隠「いいんだよ、そんな八の気持ちだけで、あたしには十分だよ」

神「ああああ、なんだい、隠居と八は二人で涙流しながら抱き合ってるよ。馬鹿馬鹿しいねえ」
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by garumaru | 2006-04-27 19:30 | 人口問題
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隠居の研究所
by garumaru
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登場人物
隠居

八五郎=隠居の隣人、植木職人

熊吉=隣人、大工

電気ポット=主人公
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