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2006年 03月 07日 ( 1 )

春一番です

えー、関東地方では、春先に春一番というものが吹きます。春一番というのは、九州から、関東甲信越地方もものらしいのであります。その証拠に北国出身の八は春一番のことをよく知りません。

この前、そうですねぇ、二月の一番寒いときに、木枯らしが吹いたんですがね、その時も八が、

八「おい、隠居、今日の風は強いね、これは、春一番だね」

なんて言ってるんですよ。あんなに冷たくて強い風が春一番なわけないんですがね。そこで、あたしもガルマル大家に聞いて調べてみたんですがね、やっぱり、九州から関東甲信越・北陸地方の独特の風習らしいですな。春一番てぇのは。

だいたい、木枯らしは北から吹くのに、春一番は南風ですから、まぁ、八は方向音痴でもあるんですな。

でも、木枯らし一番とは言わずに、木枯らし1号というらしいです。きっと、春一番はみんなから歓迎されるけど、木枯らしは誰も歓迎しないから、1号というんでしょうかね。春二番とか、春三番とか、どんどん来て、暖かくなって欲しいものです。

調べてみると、元々西の方の船乗りさん達が使っていた言葉だそうでして、それが、気象用語になったようです。

八「おいおい、黙って聞いてりゃ、おいらが方向音痴だって。おいらは北国の出だぜ、この辺の木枯らしなんか、寒くも何ともねぇんだ。暑くてしょうがないから、木枯らし1号を春一番て言ってやったんだ。木枯らしの野郎、お見それしましたって、逃げてったよ」

隠「おや、八、いきなり乱入してきたね。そんなこと言ってるけど、本当は木枯らしも春一番も知らなかったんでしょ。白状しなさいよ」

八「知ってたけど、知らないふりしただけだよ。隠居が喜ぶかなと思ってさ」

隠「ああ、そうですか」

八「じゃあ、おいらは帰るぜ」

八が帰りました。まぁ、そういうわけでね、春が少しずつ近付いているってことですかね。
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by garumaru | 2006-03-07 20:02 | エコロジー




隠居の研究所
by garumaru
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隠居

八五郎=隠居の隣人、植木職人

熊吉=隣人、大工

電気ポット=主人公
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