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2006年 03月 22日 ( 1 )

そろそろ、ローリングストーンズのコンサートが始まる

えー、そういえば、以前に八が一つの椅子に三人が重なって座るというローリングストーンズのコンサート券を買ってくれたのです。そろそろ、東京ドームのコンサートがあるんじゃないかと思うのですがね。神さんも、熊も、楽しみにしているんです。あたしはね、どうも、あの券はインチキじゃないかと思っているんです。同じ椅子に三人が重なって座るなんて聞いたことないし、しかも、汚い手書きの字しか書いてないチケットなんて聞いたことないんでね。

八「おっ、隠居、いるかい?」

隠「あっ、八か。どうした?」

八「あのさ、この前、買ってきたコンサートの券だけどさ。ローリングストーンズのじゃなかった。よくみると、ローソングストーソズだった。よくさ、カタカナの『リ』と『ソ』って似てるでしょ。それに、『ン』と『ソ』もね。それで、間違えたらしいよ」

隠「それで、ローソングストーソズってのは、どんなバンドなんだい?」

八「なんでも、全員、九十歳以上の人でね、コンサートの最後には、バンド全員が入れ歯はずして、観客席に投げるのが恒例らしいよ」

隠「入れ歯が観客に当たったらどうするんだろうね」

八「ウン、時々、入れ歯がかみついたってクレームがあるってさ」

神「そんなバンドのことなんかどうでもいいよ。あたしたちは、ミックをみれないってことかい?」

八「いやあ、申し訳ない。お詫びの印に、東京ドームじゃなくて、埼玉アリーナの券を用意したよ。みんなで行こうぜ」

熊「また、三人で重なって座るやつじゃないでしょうね」

八「今度は、大丈夫だから」

そういって、八はみんなにコンサートの券を配ったのです。今度は、普通の印刷だし、席も一人一つずつだし、本物っぽいんですがね。まあ、あの貧乏な八がどうやって、この券を手に入れたんでしょうね。冷蔵庫のお手を出し物にしてたから、それで、お金を稼いだんでしょうかね。
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by garumaru | 2006-03-22 17:49




隠居の研究所
by garumaru
登場人物
隠居

八五郎=隠居の隣人、植木職人

熊吉=隣人、大工

電気ポット=主人公
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