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カテゴリ:エコロジー( 21 )

今日は喰いタンがあるぞ

エー、そういうわけでね、乱暴者のご主人様の家から追い出された電気ポットと冷蔵庫があたしの家に来たわけです。このところ、いろんな電化製品がうちに来るもんですから、近所の人が珍しがって、あたしの家に来るんですよ。いまも、八が冷蔵庫相手になんか言ってますな。

八「おい、冷蔵庫。お手」

冷「お手、ですか?」

八「そう、お手、えっ、できないの。不器用な冷蔵庫だね。じゃあ、電気ポット、お手できるかい」

電「私はできません」

八「そんなことだから、元のご主人様に追い出されたんだよ。二人とも」

神「八、そんなに、二人をいじめるもんじゃないよ。お手をする電気ポットとか、冷蔵庫とかって聞いたことないよ」

八「なんか、芸をしこんどけば、使い回しがきくかなと思ってね」

神「それにしても、この冷蔵庫冷えないね。故障してるんじゃないの。ちょっと、八、直してよ」

八「おいらは植木屋だよ。電気屋じゃないんだからさ、直せるわけないよ」

八は、ぶつぶつ言いながら、冷蔵庫の周りを調べます。

八「あっ、わかった、ここだよ。コンセントが入ってないよ」

神「ああ、そうかい、八は天才だね。植木職人にしておくのがもったいないよ」

八は、冷蔵庫のコンセントをプラグにつなぎます。

その途端のことです。

隠「おいおい、どうしたんだ。なんだか、バチッという音がしたよ」

八「おっ、停電だ(といって、外に出ます)おっ、外も暗いぞ。ほかの家も電気が消えている。ここら一体が停電だ」

というわけで、冷蔵庫の使う電気が多すぎたので、長屋中の電気が消えたのです。慌てて、電気を作ってる会社の人に聞いたら、容量オーバーだそうで、大目玉を食らいました。
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by garumaru | 2006-03-11 19:14 | エコロジー

春一番です

えー、関東地方では、春先に春一番というものが吹きます。春一番というのは、九州から、関東甲信越地方もものらしいのであります。その証拠に北国出身の八は春一番のことをよく知りません。

この前、そうですねぇ、二月の一番寒いときに、木枯らしが吹いたんですがね、その時も八が、

八「おい、隠居、今日の風は強いね、これは、春一番だね」

なんて言ってるんですよ。あんなに冷たくて強い風が春一番なわけないんですがね。そこで、あたしもガルマル大家に聞いて調べてみたんですがね、やっぱり、九州から関東甲信越・北陸地方の独特の風習らしいですな。春一番てぇのは。

だいたい、木枯らしは北から吹くのに、春一番は南風ですから、まぁ、八は方向音痴でもあるんですな。

でも、木枯らし一番とは言わずに、木枯らし1号というらしいです。きっと、春一番はみんなから歓迎されるけど、木枯らしは誰も歓迎しないから、1号というんでしょうかね。春二番とか、春三番とか、どんどん来て、暖かくなって欲しいものです。

調べてみると、元々西の方の船乗りさん達が使っていた言葉だそうでして、それが、気象用語になったようです。

八「おいおい、黙って聞いてりゃ、おいらが方向音痴だって。おいらは北国の出だぜ、この辺の木枯らしなんか、寒くも何ともねぇんだ。暑くてしょうがないから、木枯らし1号を春一番て言ってやったんだ。木枯らしの野郎、お見それしましたって、逃げてったよ」

隠「おや、八、いきなり乱入してきたね。そんなこと言ってるけど、本当は木枯らしも春一番も知らなかったんでしょ。白状しなさいよ」

八「知ってたけど、知らないふりしただけだよ。隠居が喜ぶかなと思ってさ」

隠「ああ、そうですか」

八「じゃあ、おいらは帰るぜ」

八が帰りました。まぁ、そういうわけでね、春が少しずつ近付いているってことですかね。
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by garumaru | 2006-03-07 20:02 | エコロジー

マンジュウ三つ

エー、きょうは、久しぶりに晴れました。予報では明日も晴れることになっています。そんなわけで、もうすぐ春だなと思えるような日々が続いています。

八「おい、エロじじいいるか?」

隠「何回もいいますけどね、私はエコロじじい。エロじじいじゃないよ」

八「そんなこといったってさ、隠居はエコロジーのこと、全然しゃべらないじゃない。エコロじじいじゃないね」

隠「(ぎくっとしながら)何いってんですか、いいですか、私がエロじじいと呼ばれるようなことをいいましたか。エコロジーのことは確かに、あんまりしゃべらないけど、エロのことは全然しゃべってないんです。だから、もうエロじじいと呼ぶのは止めてください。近所の人に顔向けできないんです」

八「はいはい、まぁ、考えときましょう」

隠「で、なんだい、今日は?」

八「娘の宿題さ、冬の歌を五つ考えろっていうんだけど、おいらは、見当も付かないから聞きに来たんだけど」

隠「人にものを聞きに来たんならもう少し、控えめな態度をとりなさいよ。まぁ、いいですけどね、いつものことだから。ところで、冬の歌ですか。そうですね、サイモンとガーファンクルの冬の散歩道ですかね」

八「ほう、なるほど。(隠居の神さんに向かって)で、お神さんはどうです?」

神「オフコースのさよならかしらね」

八「ああ、あの、甲高い声で さよなら さよなら さよならあああ ってうたうやつね」

隠「オダカズマサという人が歌ってるんだ」

八「オダノブナガの子孫だね」

隠「字が違うよ」

八「カタカナにすれば同じだよ」

隠「馬鹿なことを」

八「あれってさ、雪の降る日に二人が別れる歌なんでけど、どうして別れたのかな?」

隠「あの歌には、替え歌があってね、さびのところが

さよなら さよなら さよならああ
もうすぐ外は白い冬
愛したのは 確かに君だけ
そのままの君だけえ

なんだけどね、「愛したのは 確かに君だけ そのままの君だけえ」のところをね、

食べたのは マンジュウ三つだけ
四つ目は 君にあげるよぉ

って、変えるんだよ」

八「ああ、そうか、きっと、貧しい二人が、冬の寒い日に一人二個ずつ食べようと思って四個のマンジュウを買って家に帰ったんだね」

隠「そうそう、それでね、一人がね、黙って三つ食べちゃったのね、それで、一個だけ残してあるから許してって歌なんだよ」

八「でも、一個だけしか食べれなかった方はおもしろくないから別れたんだ」

神「食べ物の恨みは恐ろしいからね」

というわけで、八は娘さんの宿題を解決して帰って行きました。
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by garumaru | 2006-03-04 21:06 | エコロジー

雪が降ったり、海が明けたり

エー、今年は寒いらしいですな。何でも、20年ぶりの寒さと言うことで、あっちこっちでいろいろな被害が出ているんです。あたしのところは、今日も雪が降りました。

かと思うと、今年は流氷が少ないんですかね。何でも、網走と紋別の流氷がいなくなったんで海明けだと言うことです。いままでで、史上二番目の早さって言うことらしいのです。まあ、流氷だけを見れば、今年は異常な暖かさということなんでしょうか。

八「おっ、隠居。なんだってなぁ、流氷がもうはや、いなくなってるんだってな。流氷がいなくなるってことは春も近いってことだ。今年は暖かいんだな。でも、ここらは雪が降ってるよな」

隠「そうなんですよ。雪が多くて大変だって言ってるところがあると思えば、流氷がいなくなって暖かいぞってとこもあるんですよね」

八「同じ日本でも、ずいぶん違うもんだな」

隠「そうなんですよ。しかも、極端に違うんですよ」

八「どうしてなんだ?」

隠「はて、温暖化のせいですかね」

八「流氷が早くいなくなったのは、温暖化のせいでも、今年の寒さはどうなんだ?」

隠「温暖化というより、気候は不順というか、異常な気候が続くといった方がいいですね。学者の中にも、温暖化はないといってる人もいるくらいだしね」

八「まぁ、よくわかんねぇや」

といって、八は仕事に出かけます。まぁ、地球の更年期ですかね。
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by garumaru | 2006-03-03 21:26 | エコロジー

今年は寒い冬でして

というわけで、冬が来てみたら、関東では20年ぶりの寒い冬だったそうで。冬が始まる前に、気象庁は暖冬だっていってたんですからね。無責任もいいところです。あたしなんか、冬の服を買わなかったんですからね。金かえせってもんですよ。

まぁ、そんなことをいっても、気象庁の人も、「使ってもいない金をどうやって返すんだ」っていうでしょうね。

北風吹き抜く
寒い朝も
心一つで暖かくなる

って、曲が、あります。吉永小百合さんの歌った歌で「寒い朝」という曲です。誰ですか? 「心が二つも三つもあれば、もっと暖かくなるのかい」、なんていってるのは。

まあ、この女優さんは美人で有名ですが、変な歌を歌うことでも有名です。「糞(ふん)、糞(ふん)、糞(ふん)、糞(ふん)、鹿の糞(ふん)」なんて歌詞の歌をけっこうあどけない顔で歌ったりしています。鹿の糞を歌った歌手なんて、この人くらいです。

ところで、冒頭の寒い朝という歌なんですが、
清らかに咲いた
可憐な花を
緑の髪にかざして
と、続くんです。緑の髪って気持ち悪いですよね。まぁ、きれいな女優さんなんで、歌はへんてこになるんですよ、きっと。

まあ、そんなわけで、温暖化なんていってるのに、寒いってのはどういうことなんでしょう。現実は理論を超えるってことなんでしょうかね。
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by garumaru | 2006-03-01 18:32 | エコロジー

天気がいいんで、洗濯物が乾くんです

エー、天気というものは、人間様の都合をあんまり聞いてくれませんな。こっちが「明日は、運動会だから晴れてくれよ」っていっても、「はい、わかりました」なんていって、晴れてくれるわけじゃない。

A「おや、お久しぶり。お元気ですか。今日はいい天気ですね」

B「俺のせいじゃねえや」

なんてね、愛想のない人でね。

まぁ、そうではありますが、人間てものは思いこみが強いですから、都合よく晴れると、やっぱ、おてんとさんは偉いねえと思うわけであります。

というわけで、昨日とうってかわって、今日は、晴れました。洗濯日和でね。昨日は、家の中で干してなんとなく、湿ってて気持ちよくないんですが、今日は気持ちよく乾きますよ。

ってね、洗濯物が、そんな話を聞いていましてね、洗濯物の会話です。

洗濯物A「いやあ、何だね、今日はいい天気だね。今日は、あたしも乾くよ。ぴんぴんになってね。かわいい洗濯物になるんだ」

洗濯物B「あたしゃ嫌だね」

A「なんだい、あんたは、こんなに、いい天気なのに、陰気な顔をして、せっかく晴れたんだからもっと、晴れやかな顔をしたらいいじゃねえか」

B「いくら晴れたってね、まだ、冬だよ。やっぱり、外は寒いじゃねえかよ。こんな寒いところで一日中干されてさ、嫌んなっちゃうよ」

A「そんなこといったってしょうがねえじゃないか。えぇー、お前は、長袖の厚いシャツだし、俺は、厚い股引だ。なぁ、俺たちはよ、冬の服なんだよ。冬の服ってのはな、寒いときに干されるのが役目なんだ。なあ、寒くたってな、外は乾燥してるから、からっと乾くんでぇ。おめえ、これが、冬の服の心意気ってもんよ」

B「(小声で聞こえないように)なにを、張り切ってるんだい、股引のくせに」

A「えー、なんかいったかい?」

B「イヤー、なんにもいってないよ。ああ、また、一日中、寒空で干されてさ、いやになるね。風邪ひいちゃうよ。昨日みたいに、雨降ってさ、一日中家ん中でゆっくり干されてる方があたしゃいいね。家の中にいるのがいいよ」

なんてんで、洗濯物にも引きこもりがいるのであります。
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by garumaru | 2006-02-22 19:56 | エコロジー

氷河が溶ける

えー、学者によるとですな、氷河が溶けて水になってるらしいんでな。こらぁ、大変だってんですよ。

八「おい、隠居、たいへんだぞ、おいらの娘によると氷河の水が溶け出してるらしい。大変なことだぜ」

隠「お前の娘さんは、お前に似ないで優秀だねぇ。世界中の氷河が溶けると、海の表面が60メートルも上昇するってんですよ」

八「えっ、そりゃ大変だ。ここいらまで、海になっちまうぜ、どうしよ。俺は泳げないんだ」

隠「慌てることはない。すぐに氷河が全部溶けるというわけじゃないんですよ」

八「そんなこといってもな、大変なこった、悠長なことを言ってる場合じゃないぞ。裏山に逃げないと。なるったけ、高いとこ行かなくっちゃ」

隠「そんなに急ぐことはないでしょう」

八「いや、急がないとだめだ。隠居と隠居の神さんは速く逃げてくれ。おいらは、二人の金を持って逃げるから、金のある場所を教えろ」

隠「あのね、八。あたし達のお金が欲しいの見え見えだよ。もっと上手な手を考えなよ」

八「ちっ、ばれたか」

隠「60メートルくらいどってことないんですよ。日本で一番高いのは富士山で、これが3700メートル以上あるんだから、住むとこはあるんです。東京をやめて、長野を首都にすればいいんですよ」

八「しかし、心配だぜ」

隠「実はね、海が上昇するのと同じくらい怖いことが起こるんです」

八「なんだい、もっと、怖いことがあるのかい」

隠「そう、(陰気な顔をして)実はね、氷河の中には、昔、昔に閉じこめられた化け物や怪獣が凍ったままいるんですよ。だから、氷が溶けると、いろんな化け物や怪獣が出てくる」

八「本当かい。じゃあ、カネゴンやゴジラとかも出てくんのかい?」

隠「いやいや、いまのは嘘。本当はね、いままで、氷河ととけるとね。それまで、氷河が乗っていたところは、急に重しがなくなるでしょ。そうするとね、反動みたいなんでね、地面がパンと跳ね上がるんですよ。そうしたらね、地震とかね、いろんな天変地異が起こるんです」

八「本当かい。おいらは、地震が一番苦手なんだ。お化けより怖い」

といって、八は逃げて帰りました。

恐ろしや、恐ろしや。地球の滅亡じゃ。どうせ、滅亡するんだから、八に金をやっときゃよかったかな。いいや、いいや、まだまだ、あたしは生きるんだよ。この長屋を水に浮かぶ家に改築しなきゃね。
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by garumaru | 2006-02-21 21:13 | エコロジー

ラニーニャとエルニーニョ

昨日は、鬼の学ラン、じゃなくて、霍乱ってわけで風邪引きましてな、ダウンでワン、ツー、スリーなんでござる。そんででございましてな。今年は、ラニーニャだそうでございましてな。えー、・・・・・・・・

八「おい、隠居いるかい」

隠「八かい、いきなり来ちゃいけないよ。マクラを言い終わってないじゃないか」

八「いいんだよ、そんなこと、金を貸してくれ」

隠「なんだい、いきなり、金貸せって。うちには金がないのは知ってるだろう」

八「やっぱりかぁ(とぼとぼと帰りかけます)」

隠「待ちなさい。どうしたんだい、今日は、様子がおかしいよ。いやに、あきらめが早いですね。いつもなら、なんだかんだ訳のわからない理屈を言って、あたしからお金を取ろうとするくせに」

八「いいんだよ、娘の修学旅行さ。でもいいよ。隠居の家に金がないのは知ってるよ、貧乏人から金をとるのはなんだか、申し訳ねぇ」

隠「なんだか、今日は本当にしおらしいね、お前さんらしくないよ。(と、ごそごそ財布を捜します)あ、あった、このお金をあげるよ。娘さんのためだ、あたしだって、一肌脱ぐよ」

八「ありがとよ(と、自分の家に向かいながら)なんだい、これは?(といって、隠居からもらったお札を見る)なになに、なんか書いてあるぞ。ああん、子供銀行?」

隠「おや、八が戻ってきましたよ」

八「やい、隠居、なんだい、このお札は。子供銀行じゃねえか」

隠「ああ、そうだったかね。まあ、大丈夫だ。娘さんによろしくな」

八「娘さんによろしくなったってよ、先生に怒られやしないか」

隠「大丈夫ですよ。先生はこのごろ、教養がないから」

まぁ、そんなわけで八は帰って行きます。

ああ、やっと、マクラの続きがしゃべれます。ラニーニャとエルニーニョですが、ちょっと前まで、エルニーニョで地球の気候が大混乱なんていってたのに、今度はラニーニャです。なんだか、科学者も節操がないじゃないか、エー、っていいたくなるんですがね。

なんだかね、海の温度が低いだか、高いだかで、夏がくそ暑くて、冬がくそ寒くなるらしいね。しかも、0.5度くらいの差でそんなに変わるらしいんですな。私なんか、0.5どの差なんてわからないでしょうね。風呂にはいるときですよ、40.0度の温度と39.5度のお湯の違いがわかるかというと、自信がありませんな。

自然というものは、本当に、微妙なバランスの上に成り立ってるというべきなのか、人間というのは環境に対して鈍いというべきなのか、よくわかりません。まあ、なんにしても、今年の夏はくそ暑いんでしょうかね。

しかし、何ですなあ、やっと、エコロじじいって言う、あたしの名前らしい話じゃないですか。一時はどうなるかと思いましたがね、まあ、なんとか、それらしくなったわけです。
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by garumaru | 2006-02-20 18:11 | エコロジー

勝っても、負けても

えー、まぁ、そういうわけでですな、競争社会といわれています。競争社会ですから、競争しなければいけませんな。まぁ、普通は勝つのが目的で競争しますな。負けるために競争する人はあまりいない。そういうことになっています。

この前、八の野郎と将棋をしたときのことです。
八「おうおう、隠居がドジ踏むから、おいらが将棋に勝っちまったじゃねえかよ。くやしいね」
隠「八、おまえさん、なんで将棋勝ったのに悔しがるんだよ」

こういう八みたいなやつを、勝ち惜しみといいます。まぁ、普通の場合は、勝ち惜しみする人はあんまりいません。たいていの人は負けて悔しがります。そんで、負け惜しみを言うもんですな。


人間は競争しますが、人間以外の動物も競争します。

たとえば、野良猫なんか、よく雌猫ねらって、雄猫がけんかします。春先なんてもんは、猫の鳴き声がうるさくて、寝れませんな。フンギャー、フンニャーだのいって、大騒ぎです。

野良猫の世界にも、器量のいい猫、器量の悪い猫といろいろいます。雌猫に器量のいいのがいますと、雄猫は、大変ですな。デートに誘ったり、プレゼントあげたりして、まぁ、なんとか、気を引こうとします。

さて、ここは横町二番地、長屋のすぐ隣です。この横町で一番人気は、三毛猫のミャーちゃんです。まぁ、その人気ときたら、横町じゅうの野良猫のあこがれの的ですな。雄猫二匹が集まったら、ミャーの噂話です。八んとこの黒猫とあたしんとこの白猫がミャーのことでもめています。

黒「おめえ、ミャーってのは、かわいいニャー。あのしっぽの上げ下げまでよ、色っぽいよ」

白「ああ、おいら、今度ね、デート申し込もうと思うんだ」

黒「おめえ、抜け駆けはいけねぇょ。この横町じゅうの猫がミャーをねらってんだ。おれだって、ミャーとデートがしたいよ」

白「なんだよ、抜け駆けするきかい。おいらだって、デートくらいしたいよ。なんなら、これからミャーのとこへ行って、どっちとデートするか聞いてみようぜ」

なんて、いって、ミャーちゃんの都合も聞かず、二匹だけで予定を決めてしまいました。そんで、二匹でミャーちゃんのとこへ行きます。

黒「おぉ、そこに行くのはミューちゃんじゃないかニャー。ちょうどいいとこであった。今度おいらと、デートしようぜ、高級残飯のでる店知ってんだ。一緒に食べようぜ」

白「いやいや、そんな黒い猫より、おいらみたいに白い猫の方がいい。ミャーちゃん、俺とデートしよう」

黒「おまえこそ何だ。隠居んとこの猫のくせにして生意気だぞ」

白「なんだと、この野郎。飼い主がだめ人間だからって、そこの猫がだめってこたぁないんだぞ」

黒「やるかー」

てなもんで、二匹は、上へ下への大げんかを始めます。どっちが勝つかなぁなんて、感じで見つめるミャーちゃんであります。まぁ、そのうち、八んとこの黒猫が勝ちます。黒が、ミャーちゃんに近づきます。勝ち誇っていますから、誇らしげですな。男っぷりも、あがった感じです。

ところが、近づくとミャーちゃんは勝った猫をするりと抜けて、負けた白猫に近づきまして、いちゃいちゃします。

黒はおもしろくない、ミャーちゃんに向かって言います。
黒「なんで、そっちの方がいいのさ。俺のほうがけんかに勝ったし、男っぷりがいいぜ」

ミャー「だって、白ちゃんのほうが、暖かいのよ。あたしは寒がりだからね」

なんて、湯たんぽと間違えてるんですがね。そんなわけで、勝負で勝って、デートで負けたというお話でした。まぁ、人間と同じ競争社会といいましてもな、猫の場合は、負けるが勝ちということであります。
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by garumaru | 2006-02-15 18:40 | エコロジー

金は天下の回りもの

えー、お金ってものは、人から人へと回りますな。銀行なんかそうですな、人様のお金を預かって、そのお金を運用して、儲けた分を利子として、お金を預けてくれた人に返しますな。そんな風に、お金というのは回ってる。いま使っても、きっと、帰って来いよーっていって、お金が帰って来るのを待っているんです。

えー、だから、お金を預かる銀行の人がずるをしてはいけませんな。人様から預かったお金を使ったり、銀行に預けている人の名前や住所を、他の人に教えてはいけませんな。変な人に教えると、ああ、あいつは、あの銀行に預けているから金があるな、よし、泥棒に入っちゃぇなんて思われてしまいます。そんなわけで、銀行の人がずるをするとお金が回らなくなります。

八「おっ、隠居、いるかい」

隠「おう、八かい。今日はどうした。仕事はないのか」

八「これから行くところよ。その前に、隠居が、この寒さで死んでんじゃないかって娘が言うもんだから見に来たのさ」

隠「あたしは、ぴんぴん生きてますよ。まったく」

八「それでね、娘が言うには、銀行の人がね、預けている人の住所とか、名前を、変な人に教えて警察のご厄介になってるって言うんですよ」

隠「ああ、そうそう。そんな事件が最近起きましたね」

八「そんでね、隠居が心配してね、銀行に預けているお金を、おろしたんじゃないかって。そんで、家の中にしまいこんでんじゃないかって。それでね、隠居の家は物騒だから、お金をしまっとくと盗まれるかもしれねえ。だから、うちで預かってあげようって、かかぁと相談したんですよ」

隠「お前に似合わず優しくて、気が利く奥さんだね、でもね、あたしはね、銀行にお金なんか預けてないんです」

八「うん、じゃあどうしてんの。家においてるんなら、おいらが預かるよ」

隠「(涙目で)口も顔も悪いけど、いいヤツだねえ。あたしのお金のことを心配してくれて」

八「そうよ、おいら、心配なんだぜ。さあ、金よこしな」

隠「それがね、あたしは貯金がないんだよ。だから、お金が一銭もない」

八「しょうがねえなあ。他を当たるか」

なんてんで、八がいってしまいました。まあ、銀行がね、横領したり、預金者の情報を流したりするとね、それに、ペイオフのこともあるし、なんだか、自分家の箪笥に現金をしまっておく気持ちはわかりますね。そんな、箪笥預金をねらうヤツもたくさんいるからね、危なくてしょうがないよね。銀行もしっかりしてもらえないかね。
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by garumaru | 2006-02-09 18:56 | エコロジー




隠居の研究所
by garumaru
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登場人物
隠居

八五郎=隠居の隣人、植木職人

熊吉=隣人、大工

電気ポット=主人公
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