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近所のお店

エー、長屋から歩いて、20分くらいのところに一軒の店があります。スーパーってんですかね、いろんなものが売ってるんであたしもしょっちゅう行くんです。そんでですな、お金を払うと、レジをうっている女性が必ず、「ありがとうございました。また、お越しください」っていうんですよね。まぁ、こんな禿のじじい隠居に、またいらしてくださいっていうんですから、あたしはうれしくても用もないのに、何回も行くわけです。

まぁ、そんなわけで近所の気になるお店でした。
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by garumaru | 2006-04-30 21:19 | 人口問題

ローリングストーンズのライブ バチを配る人、モチを配る人編

エー、そういえば、都会では、モチマキがなくなりましたね。新築の家でやるモチマキです。子供の頃は、モチマキの情報を集めては拾いに行ってたわけです。あれはきっと、家を建てた人がモチをマキながら近所に変な人はいないか確かめるためにやっていたんでしょうね。

まぁ、そういうわけで、4月2日に埼玉スーパーアリーナにローリングストーンズのライブを見に行ったわけですが、キース・リチャードやロッド・スチュワートがギターのバチをみんなに配ってました。あれをみながら、あたしは、なんだか、子供の頃にいったモチマキみたいだなと思っていたわけです。

八「おいおい、隠居、きょうもつっこみどころがいっぱいなことをいってるね」

隠「ああ、八ですか。あたしがなんか変なことを言いましたか?」

八「ああ、ロッド・スチュワートとバチ、この二つがまずおかしい」

隠「ああ、そうでしたかね」

八「ローリングストーンズのライブにロッド・スチュワートは出ないだろう」

隠「ああ、そんなような名前だと思ったんですが」

八「それを言うなら、ロン・ウッド」

隠「ああ、よく似た名前じゃないですか」

八「はあ、どこが似ているんだよ」

隠「いいですか、ロッド・スチュワート、ロッド・スチュワート、ロッド・スチュワートって、何回も繰り返してみてごらん」

八「なんで、そんなことしなきゃいけないの」

隠「あたしがやろう。いいですか。ロッド・スチュワート、ろっど・すちゅわーと、ろっど・すちゅわーと、ろっすちゅわー、ろっすちゅわー、ろんうっど、ロン・ウッド。ね、似てるでしょ。あたしが間違えるのも道理なわけですよ。だいたい、外人の顔ってのはね、よく似てるんですよ」

八「また、馬鹿なことを。つきあいきれねえよ。それにね、キースとね、ロンが配って他のは、バチじゃないの。ピックってんだよ」

隠「まぁ、隠語では、バチというんですよ」

八「隠語でも、インドでも、ギターを弾くのはバチじゃなくて、ピックです」

神「うん、きょうは、八のいうことが正しいよ。隠居の負けだね」

というわけで、モチマキでした。あっ、ところで、4月2日のライブをWOWOWが5月27日にやるそうです。また、大家のガルマルさんちにテレビを見に行かなくっちゃね。
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by garumaru | 2006-04-28 19:29 | 人口問題

保釈金てのは大変だ

まぁ、そんなわけで、逮捕された人もいれば保釈金を払って出る人もいるわけで。

八「おい、隠居、世の中ってのは金次第だな」

隠「どうしたんだい、金のない八のセリフとは思えないけど」

八「いや、だってさ、金さえ払えば逮捕された人でも牢屋から娑婆に出れるんだよ」

隠「そんなこといったってさ、簡単には出れないよ。保釈金てのはすごいお金なんだよ。聞いてびっくりすんなよ。三億円ですよ」

八「そらあ、三億円てのはすごい金だよ。一万円札にしたら何枚だろうな」

隠「そら、たくさんですよ。数えるだけで大変ですよ。人に盗まれないように家の中に隠しておくのだって一苦労ってなもんです」

八「まぁ、そうだな、隠居には三億円がどのくらいかなんて想像できないだろうな。一体全体、三億円って、日本のお金でいくらなんだ」

隠「そらあ、三億円くらいじゃないですかね」

八「そうか、そんなにするのか、とてもじゃないけど、おいらには出せないな。隠居、悪いことして、捕まったときは保釈金を積んで娑婆に出ようなんて思わないでくれよ。おいらには三億円を用意できない」

隠「いいんだよ、そんな八の気持ちだけで、あたしには十分だよ」

神「ああああ、なんだい、隠居と八は二人で涙流しながら抱き合ってるよ。馬鹿馬鹿しいねえ」
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by garumaru | 2006-04-27 19:30 | 人口問題

黄砂が町にやってくる

えー、大変なもんでございますな。黄砂が町にやって来るというわけで、中国のあちこちで大変なことになっているみたいですな。昼間からヘッドライトをつけた車が走ったりして大変なようです。まぁ、桜島の周辺に住んでいる人ならしょっちゅう起こるようなことかもしれませんが。

そんなわけで、この黄砂は日本にもやってくるのです。北島三郎さんみたいに鼻を広げて

はあるばるきたぜえ にほんにい

なんて歌いながら飛んでくるんですな。

そう言うわけで、日本にもそれなりの影響がある黄砂ですが、モンゴルの砂漠あたりで発生するらしいんです。ほんで、今年は雨が少なかったんで、いつもの年よりうんと量が多いらしいですな。そう言えば、近所の畑もなんにも植わってないで乾燥した日が続くと、土埃がひどいですからな。同じようなもんなんでしょうか。

八「おいおい、隠居。おいら、なんだか、疲れてんのかな。空が黄色く見えるよ」

隠「なんですと(二人で外に出ます)」

八「どうだい、おいらには黄色く見えるけど」

隠「ほんとですね、こんな田舎にも黄砂が来たんですね」

八「黄砂かよ」

隠「そうです、黄砂です」

神「なにいってんだい。二人とも栄養失調だから黄色く見えるんだよ。あたしには、ちゃんと青く見えるよ」

隠「ほう、そんなもんですかね」

さて、黄砂なのか、それとも、神さんが言うようにあたしと八が疲れているからなのか、どっちなんですかね。みなさんのところはどうですか?
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by garumaru | 2006-04-26 19:04 | エコロジー

サイボーグはすごい

エー、久しぶりに長屋の連中が集まって、大家のガルマルさんちへ行ってきました。まぁ、例によって、テレビを見に行ってきたんですがね。そしたら、サイボーグのことをやってまして、脳から出てくる電気信号を読み取って、手や足を動かしたりすることができるんですな。義足とか、義手ってのが、脳の思うように動かすことができるんだそうです。すごい世の中ですな。

八「隠居、いるかい?」

隠「ああ、いるよ、きょうはどうしたい?」

八「昨日、大家の家でみた番組な、気持ち悪かったよな」

隠「そうですか」

八「ほら、あの、脳の中に電極刺したりしてさ、なんだか、気持ち悪いよ」

隠「まぁ、そうして、脳から出てくる電気信号を取り出すんだからしょうがないよ」

八「娘が言うにはな、AIってのを使えば、脳に変なもの刺さなくてもいいんじゃないか、ってんだけどさ。AIってなんだろうね?」

隠「本当に八の娘は物知りだね。娘さんに聞けばいいじゃないか」

八「そんなこといってもさ、親としては、聞きにくいから隠居に聞いてるんじゃないか」

隠「まぁ、教えてあげてもいいんですけどね、」

八「そんなこといってさ、本当はAIっていうの何かを知らないんじゃないの」

隠「(ぎくっ)な、な、何をいうんですか。知ってますよ」

八「ほう、じゃあ、なんだい」

隠「AIってのはね、あしたは、インテリの略なんです。つまりですな、常に、インテリになろうと努力することによって、義足や義手を動かそうというわけなんです」

八「ふうん、そうか、」

神「何をいってんだろうね。八に嘘ついちゃいけないよ」

隠「ああ、いたんですか。嘘ってことはないでしょう」

神「AIってのは、人工知能のことなんです。八の娘は人工知能を使えば、脳に電極を刺さなくてもいいんじゃないかって思ったんだよ。八に似合わず賢いね。偉いよ、八の娘は。隣に、嘘ばっかりついている隠居がいても、ちゃんと勉強してるんだもんね」

隠「なんですと、嘘ばっかりじゃないですよ。時々、ほんとのこともいいますよ」

神「何いってんだかね、あんたはね、義脳がいるよ」

隠「なんですか、義脳って」

神「義手は手がない人用の人工の手だろう。義脳は脳のない人のための人工の脳だよ」

隠「なんですと、じゃあ、あたしは脳がないっていうんですか?」

神「あると思ってたのかい、まぁ、図々しいよ、この人は」

隠「図々しいとはなんですか」

八「また、けんかが始まったよ。じゃあな」

といって、八は帰って行きました。というわけで、サイボーグ009のような人達が町に溢れるようになるのも、もうすぐなのかもしれません。
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by garumaru | 2006-04-25 19:25 | 人口問題

隠居は何でも知っている?

八「おい、隠居、いるかい?」

隠「おっ、八か?」

八「いたか。あのさ、落語に出てくる隠居ってのは、何でも知ってるんだよね」

隠「まぁ、たいていはそうだな」

八「でも、どうして、この長屋に住んでいる隠居は、なんにも知らないんだろうね」

隠「なに、どういうことですか。あたしがなんにも知らないって言いたいのかい?」

八「あっ、割りと察しがいいね。ずいぶん遠回りな言い方したつもりだったけど」

隠「そうは思えませんがね。ずいぶん、はっきりと言ってたような気がしますけど。ところで、何をたくらんでるんです。この前は、おんなじようなことを言って、娘さんの宿題をやらされましたけど」

八「おっと、お見通しだね。ちょうどいいや。あのさ、図形の問題なんだけどね。娘が言うには、ホジョセンが必要だってんだ」

隠「ほう、ホジョセンね」

八「そう、ホジョセン。なんのことか知ってるかい?」

隠「ホジョセンでしょ、知ってますよ。ホジョセンのことじゃないですか」

八「そう、そのホジョセンだよ。この問題なんだけどさ(といって、娘の宿題を見せる)。この問題の図形のどこかにホジョセンを書くとすぐに解ける問題らしいんだよ」

隠「アア、そうですね。すぐに解けますよ」

八「どこに書けばいいんだい」

隠「簡単な問題ですからね、あたしが教えるまでもないでしょう。八が自分で書けばいいじゃないですか」

八「なにいってんだ。わかんねいからここに来てるんじゃないか。いいかい、世間一般の隠居ってのは、物知りってことになっている。ところがだ、おいらの娘の住んでる長屋の隠居はなんにも知らないってことになったら、娘が学校で恥をかくことになるんだ。なぁ、同級生や先生に『おまえんとこの隠居は頭悪いんだ』なんて、いわれて娘が困るんだ。だから、この問題をといてな、この長屋の隠居は頭がいいってことをさ、娘に自慢したいんだよ」

隠「そんなこといって、自分が娘の宿題わからないからあたしにやらせようとしてるね。だめだめ、そんな調子のいいこと言ったってあたしは教えませんよ」

八「けち、ああ、この隠居は、頭が悪いからな。こんな問題も解けないんだ」

神「八、娘さんの問題を見せてごらん」

八「ああ、お神さん。これです(といって渡す)」

神「(問題をみながらすいすいと補助線を引いて)ほらね、ここに補助線を引いて、問題をとくのさ。娘さんに教えてやりな」

隠「(まじまじと神さんをみながら)お前に、こんな才能があったとはな」

神「あたしゃね、算数は子供の頃からできたんだよ」

というわけで神さんが意外と算数に強かったという噺でした。
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by garumaru | 2006-04-24 19:29 | エコロジー

風力発電で飛ぶジェット機

エー、エコロジーな世の中でございます。まぁ、なるべく、石油のような化石燃料は使わずに再生可能なエネルギーを使わなければという世の中なのでございます。まぁ、そういうわけで、太陽光とか、風力とかを使ってエネルギーを作り出すことが必要なのであります。

ところで、考えてみますに、ジェット機ほどエネルギーの燃費の悪いもんはありませんな。自転車だと、ガソリンを使わなくても何キロも走れますが、ジェット機は想像ができないほどの石油を使って飛んでいるわけです。これを何とかできないか、あたしは、良いことを考えたのであります。

八「おっ、隠居いるかい。なんの用だい、おいらのことを呼び出したりして」

隠「いやね、あたしゃいいことを考えたんだよ」

八「いいことって、なんだい」

隠「あのね、飛行機に乗って遠くに行くよね」

八「ああ、飛行機って、空を飛ぶやつだろう。この長屋の上も飛んでるよな」

隠「そうそう、まぁ、八やあたしみたくそんなにお金のない長屋の連中にとっては、飛行機に乗ることなんてないんだけどね」

八「まぁ、そうだな」

隠「それでね、あたしは飛行機代を安くする方法を考えたんですよ。飛行機代が安くなれば、あたし達だって、飛行機に乗って遠くに行けるようになりますからね」

八「ほう、なるほど。どうせ、また、ロクでもないことを考えたんだろ。暇だね」

隠「その暇な隠居につきあう八はもっと暇なんですよ」

八「あんまり、誉めるなよ。恥ずかしいよ。それで、その飛行機代を安くする方法ってのはなんだい?」

隠「ジェット機ってのは、エンジンでものすごい風を作って前に進むじゃないか」

八「ほう、そうかい、おいら、ジェット機に知り合いがないから知らないんだけどね」

隠「まぁ、何でも良いんです。って、ことはですよ。風力発電装置をジェット機のエンジンに後ろにつけたらいいと思うんですよ。ねっ、ジェット機のエンジンが作る風で発電して、それで、飛行機を動かしたら、いいとおもうんですがね」

八「はいはい、それは、良い考えだな。おいらは、忙しいから帰ることにしよっと」

隠「これこれ、待ちなさい。どうだい、いい考えだろう、」

神「しかし、あんた、そんなにうまいこと行くかい。世の中そんなに甘くないよ。だいたい、最初はどうするのさ、最初はエンジンが動いてないから、風がないんだよ。風がないと発電できないじゃないの。どうやって、離陸するの?」

隠「あっ、そうか。そこまで考えてなかった。うちの神さん以外と頭が良いな」


というわけで、ほぼ完璧な省エネジェット機のアイデアだったんですが、神さんに弱点を見つけられてしまいました。残念です。まぁ、最初は普通に飛んで、勢いがついたら風力発電に切り替えるというわけにはいかないんですかね。
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by garumaru | 2006-04-23 15:39 | エコロジー

金は天下の回りものってか

エー、歳をとるとなんだか、昔のことばかり思い出すような気がします。まぁ、新しいことが覚えられなくなるっていいますか、若い頃に覚えたことはいつまでも覚えてるっていうことなんでしょうか。そんなわけで、若いときは、たくさん、勉強して、いろいろなことを覚えたほうがいいというわけなのです。

まぁ、そんなわけで、頭も禿げて、年寄りになったあたしですが、こんなんでも、やっぱり若いときはあったんです。それで、若いときに、小学校の先生に教えてもらった歌があります。

かねはてんかもまわりもの
レストランとのういんどにゃ
とんかつ、びふてき、めだまやき
あれもこれもと
ならんでいるけど
みんなおいらのものじゃない

という曲です。ところで、これが誰がいつ頃歌った歌なのか全然わからないのです。先生は、なんで、この歌をあたし達に教えてくれたのかもわかりません。今は、貧乏でも、いつかお金が回ってきてお金持ちになるかも知れないよってことを言いたかったのかしらね。

まぁ、そんなわけで、お金というものは、持つことはわりかし簡単ですが、持ち続けるのは大変な苦労がいるような気がします。世の中、お金持ちで居続ける人というのは、なかなかいないのではないでしょうか。
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by garumaru | 2006-04-22 14:27

物に当たるのは止めましょ

エー、というわけでですね、電気製品が少ないあたしの家ですが、ある日、電気ポットと冷蔵庫が来たのです。

この電気ポットと冷蔵庫は、さる高貴な方の家でご奉公をしていたのですが、粗相をしまして、お暇(いとま)をいただいてしまったというわけなのです。

まぁ、この二人がご奉公していた高貴な方というのが、物に当たる方だったわけです。

高貴な方「(傘を開こうとして)ちきしょう、この傘、ちゃんと開かねえや」

傘「慌てないで、ゆっくり開いてください」

高貴な方「なんだと、この野郎、物のくせに俺に意見をするのか」

って、怒ってしまって、傘に当たるんですな。ご自分が慌てているから開かないのに、傘が悪いと思ってしまうわけで、たいていの場合、この傘は、この高貴な方の怒りを買って、足で蹴られたり、殴られたりするわけです。

そういうわけで、たとえば、強い人が弱い人をいじめるのをハラスメントなんていったりしますな。セクハラなんて言葉もあるくらいで、最近はこういう理不尽なことをする人が罰せられるのです。

物に当たることを、マテハラといいます。マテリアル・ハラスメントの略なんですが、今度、長屋町町議会でマテハラを禁止する条例ができました。物にも人に当たられずに平和に暮らす権利があるということなのです。まぁ、そんなことで、物に当たって憂さを晴らすことは止めましょうという、まじめな噺でした。
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by garumaru | 2006-04-21 18:33 | エコロジー

ヘッドフォンは耳によくないんじゃ

エー、iPodってんですか、まぁ、ウオークマンとかですね、そんなのを持って、ヘッドフォンで音楽を聴いている人が多いですな。まぁ、なんか、耳から音が聞こえていないと不安でしょうがないって感じがします。

まぁ、ところで、このヘッドフォンですがね、あたしは、どうも好きになれない。耳が痛くなるんですな。長い間つけていると頭が痛くなったりします。そういうわけで、ヘッドフォンをしなくても音楽が聴ける画期的な方法があるんです。

八「おい、隠居、いるか」

隠「はいはい、いますよ、今日はなんですか?」

八「いや、なによ。娘がヘッドフォンで音楽聴いていると耳が遠くなるって先生に言われたらしくて気にしててさ」

隠「ああ、そのことですか。あのね、なるべくならヘッドフォンは使わない方がいいよ」

八「やっぱりそうかい」

隠「はい、使わなくても音楽を聴ける画期的な方法がありましてね」

八「ほう、なんだい」

隠「鼻歌Podってんですが、あたしが耳元で鼻歌歌ってあげます」

八「下らん、」

隠「でも、ヘッドフォンを使わないので耳が遠くならないですみますよ」

八「そうかね」

隠「格安でお譲りしますよ。鼻歌Podを」

神「あんた、また、くだらない商売してるね」

隠「なんですか、いきなり」

神「あんたの鼻歌耳元で聞くくらいなら、自分で鼻歌歌った方がましだよ」

八「そりゃ、そうだ。耳が遠くなりたくなかったら自分で鼻歌歌えって娘に教えてやろっと。隠居、神さん、ありがとな」

隠「(神さんに向かって)もう少しで、一台売れたのに、あんたがよけいなことを言うから」

神「はいはい、ばかばかしい。あんたもいい年なんだから、まともなことで金儲けしなさいよ」

というわけで、依然、一台も売れない鼻歌Podなのです。販売戦略を変えなきゃいけないかもしれません。
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by garumaru | 2006-04-20 18:39 | 人口問題




隠居の研究所
by garumaru
登場人物
隠居

八五郎=隠居の隣人、植木職人

熊吉=隣人、大工

電気ポット=主人公
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