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ローリングストーンズのコンサート 前座編

エー、五時半には席に座って円増が始まるのを待っていたわけですが、なかなか、始まらないし、回りの席を見てもあまり埋まってないのであります。あたし達の席は、一番上なので、他の席がよく見えるのです。天下のローリングストーンズなのに、空席が目立つのであります。特に、ステージに一番近いところは半分くらいしか座っていません。

神「もう、六時なのに、あんまり、人がいないね。一番前の席なんか、まだ、埋まってないね」

隠「そうですね。こんなことなら、もう少し、席代を負けてくれたらいいのにね」

神「おっ、照明が暗くなったよ。始まるんじゃないかい」

隠「あっ、真っ暗です」

「レディーズアンドジェントルマン。レッツ、ウエルカムむにゃむにゃむにゃ

神「あれ、ローリングストーンズじゃないよ」

隠「前座がいるんですね」

神「三人組だね。ギターとベースと太鼓がいるよ」

隠「ふむふむ、クリームとかグランドファンクレイルロードみたいなバンドですか。でも、演奏は、グランドファンクレイルロードよりはずっと上手だね」

神「ベースの人がベルボトムのズボンに高いハイヒールはいてるね。ガロみたいだね。同じ三人組だし」

隠「きみとよく、 このみせにきたものさあ」

神「これ、大きい声で昔の歌を歌うんじゃないよ。せっかく演奏してるんだから、おとなしく聞いてなさい」

というわけで、六時半頃から前座の演奏が始まって、七時くらいまでやってました。前座が終わると、休憩です。三十分くらいの休憩が終わり頃になると、なんと、会場のほとんどの席が埋まってるじゃありませんか。特に、前の席はさっきまで、ほとんど人がいなかったのに、本番が始まる頃にはちゃんと満員になってます。この辺は、何回も来ている通の人達が座っているんですね。その点、後ろの席の人は、よくわからないから、時間通りに来るんですなあ。

まぁ、そんなわけで、ローリングストーンズが出てきたのは、七時半頃でした。いい加減に待ちくたびれてしまいました。
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by garumaru | 2006-04-05 19:53

ローリングストーンズのコンサート 会場開演直前編

さあ、会場に入りました。冷蔵庫と電気ポットは駐車場に止めた八のトラックでお留守番です。あたし達の席は一列に並んでましてね、八が列の端で、その隣が八の娘さん、神さん、あたし、熊の順に並んでいます。

おっと、誰か知らない観客の人が八に近付いてきましたよ。

客「(八に向かって)あのお、すいませんが、この席は1列の250番ですよね」

八「そうだよ。それがどうしたの?」

客「私も、この席なんですけど」

八「何言ってんだよ。ほら、おいらの券みてみな。1列の250番で書いてあるだろう」

客「はぁ、確かに。でも、私の券にも1列の250番て書いてあるんですよ」

八「(客の券を見ながら)あっ、ほんとだね。しかし、それにしても、汚い字だね。鉛筆の手書きだよ」

客「というわけで、ここに座ってもよろしいでしょうか」

八「そんなこといったてよ、無理だよ。ここはおいらの席だもん」

客「私の券には、1列の250番の上って書いてあるんです。だから、あなたの上に座ります」

八「そうなの。ほんとにここに座りたいの」

客「はい」

八「悪いけどさ、もう一度、念のために券を見せてくれる」

客「どうぞ(といって、八に券を渡します)」

受け取った八は、券をすかしてみたり、こすったりして確かめています。

八「おや、よく見てごらんよ。あんたの券は1列の25番の上って書いてある」

客「あっ、本当だ、さっきまで、250番だったのに、おかしいな」

八「まあ、そんなこともあるさ。25番に行ったらいいよ」

と、その観客は離れていきました。

隠「どうなるかと思いましたね」

八「おう、鉛筆書きだからな250番て書いてある0のところをつばでぬらした指でこすってたら消えたのさ」

隠「ほう、指でこすって、0を消して、250番を25番にしたわけですか」

八「そういうこと、それにしても、あの人はだまされたんだぜ、そんな椅子に重なって座る券なんてあるはずないよな」

隠「あれ、八はあたし達に三人座る券を売りつけたじゃないですか」

八「ああ、そうだったかな。昔のことは忘れたよ」

八はとぼけてますが、やっぱり、あの三人重なって座る券は八があたし達をだまして売りつけたもんじゃないんですかね。まぁ、そういいながらも、ローリングストーンズのコンサートは始まるわけです。
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by garumaru | 2006-04-04 19:31 | 人口問題

ローリングストーンズのコンサート 埼玉アリーナ編

えー、八のトラックに乗ってですね、行ってきましたよ。埼玉アリーナ。もちろん、ローリングストーンズのコンサートですがね。まぁ、冷蔵庫とかね、電気ポットもね、一緒に行きたいってんで、トラックの荷台に乗って行ってきたんですよ。午後四時開場、六時開演と券に書いてありますから、あたし達は、埼玉アリーナに五時半頃に着いたのでございます。

開演前の埼玉アリーナには、沢山、コスプレさんがいるんじゃないかと期待していたんです。ミック・ジャガーやキース・リチャードのかっこした人がたくさんいるんじゃないかと思っていたわけです。さすがに、冷蔵庫や電気ポットのコスプレをした人がいるとは思っていませんでしたがね。

それで、あたし達も負けないようにね、あたしは、隠居のコスプレ、八は植木屋のコスプレ、熊は大工のコスプレで行きました。まぁ、要するに、普段のまんまだってことなんですがね。

ところが、そんな人はほとんどいなかったんです。一人だけ、ミック・ジャガーのかっこして、ジョギングしている人がいたんです。

神「あの人はミックのかっこして走っているけど、何してるのかね」

隠「あ、あれ、あれはね、ミック・ジョガー」

なんて、くだらないダジャレを言いながらさいたまスーパーアリーナの回りにいたわけです。まぁ、史上最強のバンドを見に来たんですから、コスプレしなくてもいいのであります。
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by garumaru | 2006-04-03 19:54 | エコロジー

ローリングストーンズのコンサート 出発編



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えー、まぁ、なんですな、埼玉アリーナに今日これから行くわけですが、あたしも八も神さんも、どうやっていくかわからないのです。ここは、長屋一丁目なんですが、どうやっていったらいいのでしょう。

八「お、隠居、今日はどうやっていくんだい?」

隠「八は、どこに埼玉アリーナがあるか知ってんのかい?」

八「娘に聞いているところだよ。わからなきゃ、タクシーで行けばいいんだよ」

隠「タクシーって、一台で乗れないんじゃないの。あたしと神さん、熊に八に、娘さん。五人だから、ぎりぎり乗れるかな」

電「私たちも行きたいです」

隠「えっ、私たちって、電気ポットと冷蔵庫もかい」

電「はい」

隠「でも、切符がないよ。切符がないと会場に入れないよ」

冷「外で待ってます。雰囲気だけでも、感じていたいんです」

八「それはいい心がけだ。一流のバンドになるためには、一流のバンドの雰囲気を知らなきゃな」

隠「知らなきゃなってたって、人間五人に電気製品二つですよ。タクシーには乗れませんよ」

八「まぁ、しょうがない、おいらの商売用のトラックで行こう」

隠「ああ、このごろ、八は仕事をしてないけど、元々は植木屋だもんね」

八「そうよ、こちとら、植木職人よ。トラックくらいあるぜ」

隠「でも、何人乗りのとらっくなの?」

八「三人乗りだよ」

隠「じゃあ、全員乗れないじゃん」

八「荷台に乗れば大丈夫。娘がいうにはな、荷台には荷物を押さえるために何人でも乗って良いらしいよ」

隠「なるほど、それなら大丈夫ですね。でも、道はわかるの?」

八「まぁ、何とかなるよ、にぎやかな方向へ向かえばいいんだよ」

隠「なるほど」

というわけで、八のトラックに乗って、ローリングストーンズのコンサートに出発です。どうなることやら。
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by garumaru | 2006-04-02 11:51 | 人口問題

ローリングストーンズのコンサート 勝手な思いこみ

えー、人間てのは、勝手な思いこみをするもんですな。天気予報で「台風一過」って言ってるのを、勝手に聞き違えて台風一家がやってきたと思ってる人がいる。台風ってのは、大家族ですからひいおばあさんからひ孫までいるなんて勘違いしているんですな。

かってえと、「台風で鉄道が不通です」ってのを、勝手に聞き違えて鉄道が普通ですって、思ってる人がいる。「ああ、台風が来てるけど、鉄道は偉いねえ、ちゃんと普通に走ってやがるよ」なんて鉄道を勝手にほめちゃってる人がいますね。

村や町の役所には、じょやくという人がいます。これを、女役と思っている人がいますな。だから、きっと、女形みたいな人が出てくると思うと、おじさんが出てきてびっくりする人もいるわけです。 「なんだい、なんだい。じょやく、っているから、きれいなおねいさんが出てくると思ったら、変なじじいが出てきたよ」なんて、がっかりしている人がいるんですな。

というわけで、あたし達も重なって座るという東京ドームのチケットでローリングストーンズのコンサートをみれると思いこんでいたわけです。

そんなんで、結局、東京ドームはいけませんでしたが、あした、埼玉アリーナに行くのです。
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by garumaru | 2006-04-01 00:46




隠居の研究所
by garumaru
登場人物
隠居

八五郎=隠居の隣人、植木職人

熊吉=隣人、大工

電気ポット=主人公
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